メディカル・パーソナルアドバイス

メディカル・パーソナルアドバイスは、世界の経営者も認めたコミュニケーションによる院内革命をお手伝いしています。
院内スタッフのモチベーションアップ、患者様との関係構築で、病院経営を根本から変革します。

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対談

患者様に選ばれる病院になる

妹尾:
井上さんが考えるホスピタリティのある医療のある病院を現実にするために、何が必要なんでしょうか?
井上:
必要な要素はいくつかあると思うのですが、一番大切なのはやはりコミュニケーション能力だと思っています。
妹尾:
コミュニケーション能力ですか?
井上:

そうです。コミュニケーション能力です。
コミュニケーションと聞くと、話し上手になることや、社交的になるなど、処世術的なテクニックをイメージする人が多いのですが、本当のコミュニケーションはそうではありません。
コミュニケーションは、情報や意思、感情を相手に伝え、共有することなのです。
自分自身がどんな人間で、どんな事を考えていて、どんな風に思っているのか。それを伝え共有する。また、同じように相手の情報や意思、感情を理解し、共有する。これがコミュニケーション能力なんですね。

米国フォーブス社が三億以上の年収がある1000人を対象にして行った「これまで一番役立ったと思う勉強は何か?」という調査では、実に72%もの人が「コミュニケーション」と答えています。
彼らは会社を経営し、多くの人脈を活かしてビジネスを展開していくために、様々な勉強をしてきた人たちが、最後に行き着くのがコミュニケーション能力なのです。
社会というものは、人と人の関係で成り立っているわけですから、そこから生まれてくる問題を解決することができれば、ほとんどの問題は解決するわけです。

妹尾:
そのコミュニケーション能力が、院内革命をする鍵だと。
井上:
院長や医師の理想や想いを、院内スタッフと共有する。このことで院内環境は劇的に変ります。そして、医師と患者様、院内スタッフと患者様のコミュニケーションがうまく行けば、患者様が求めているホスピタリティのある病院は実現されます。
その結果、患者様に選ばれる病院になることができるんですね。
妹尾:
そうすれば、病院の収益が伸びて、医師はより自分の理想とする医療を患者様に提供できるようになる。
井上:

まったくその通りです。
そういう院内環境づくりのお手伝い、また患者様との関係作りにおいて、自分の病院経営の経験を踏まえ、より具体的なアドバイスを行うのが、メディカル・パーソナルアドバイザーの具体的な仕事内容になりますね。2006年、これからの日本の社会環境を大きく変化させる、ある出来事が起こりました。
それは、少子高齢化で日本の人口が減少に転じたことです。
政府の発表では2050年には日本の人口は9000万人ほどになると言われています。

国民の数が減少するのは、今まで日本の歴史上、経験をしたことが無い大変なことです。 現在の日本の人口が1億3000万人弱ですから、後四十数年後には、1/3近くの人がいなくなるのです。

単純に考えて、患者様の数が1/3減ったとすると、これは非常に大きな問題ですよね。今までは、毎年人口が増え、中期的にみれば経済も右肩上がりに伸びていました。そして、この条件を前提として、世の中全体が事業計画や経営計画を立ててきたのです。 しかし、社会環境が変れば、既存のやり方は通用しなくなります。 多くの企業の経営者は、新しい環境に備え、経営方法や事業展開の方法を変えようとしています。

病院も、今までのやり方は通用しない時代になってきています。
これからの時代に生き残ろうとするなら、患者様との繋がりを太くし、患者様が医療の必要性を感じた時に、思い出してもらい、選ばれる病院作りをしていかなければいけないのです。
そして患者様に選ばれる病院になるためにも、医師や院内スタッフが、患者様とどんなコミュニケーションを取る能力を持っているのかが重要になるのです。




妹尾:
コミュニケーションが根本的な院内革命を起こすことになるし、社会環境的にも病院経営によりコミュニケーション能力が問われる時代になっていることがよく分かりました。
 私個人としては、病院経営と一般企業の経営に大きな違いがあることを知ったのが非常に印象に残りましたね。
最後に、井上先生から、病院経営者の方にメディカル・パーソナルアドバイザーとして、お伝えしたいことはありますか?
井上:

医師なら誰もが、患者様により良い医療を提供したいと思っているはずです。
ある意味、医師と言う職業は、公的な意識がないとなることができない職業ですからね。

ただ、医師も一人の人間として、自分の生活もある。
だから、公的な意識があるといっても、奉仕の精神だけでは生きていけません。

私が考えるのは、患者様により良い医療を提供することが、医師個人の人生も豊かにする病院を作ること。
そうすることで、医師も更に高い志を持って、より高い医療技術を身につけつために頑張り、成長していくことができる。
そして、高い医療技術が、患者様に還元される形になれば、正のスパイラルで、どんどん良くなっていくのです。

今まで私は、この考えで自分の病院を経営に取り組んできました。
お陰様で結果を出すことができているのですが、私の経験してきたことが、少しでも多くの医師の方のお役に立てることができればと思っています。

妹尾:
ありがとうございました。個人的な意見ですが、病院にかかったときに、きちんと向かい合ってくださる病院があれば、患者として本当に嬉しいし、心強いと思いました。
これからのメディカル・パーソナルアドバイザーの活躍に期待しています。
本日はありがとうございました。

インタビュー後記

今まで多くの経営者とお会いしてきたが、その中でも井上先生は、特異な経営者という印象を受けた。 年間の半分の時間を、自分の勉強に当てているという井上先生は、医療だけでなく、経済学、経営学、マーケティング、成功哲学などにも非常に深い知識と、独自の視点を持たれており、インタビューをした3時間の間、まるで人生学のレクチャーを受けているようだった。 紙面の都合上、多くのお話しを割愛しなければいけなかったことを残念に思う。 気さくな喋り口調や、染み入るような笑顔に、医療の分野で大きな実績を持っているのに、全然偉ぶった感じを受けず、私が分からない部分に対して繰り返し丁寧に話をしてくれる姿に、高い人間性も感じることが出来た。 素晴らしい出会いに感謝である。 


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